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鷲田清一・かたちのレビュー「スバル360」
2013/5/9 ブログ
本日の日本経済新聞に哲学者の鷲田清一さんが、「かたちのレビュー」というコラムで富士重工の名車、スバル360を取り上げていました。
つい最近まで大学時代の同級生が乗っていたこともあり、想いの深い車でもあります。
大学当時はすでに30年前ですが、そのときですら、上り坂を超えていく通学路に「4人乗り」は無理、という状況でしたが、ぎりぎりまで精錬された設計は独創性のかたまり。すなわち、小さくてがらんとしているようですが、作り手の考えや思いが凝縮されているのです。
鷲田さんは、
「最初にやった人が、最後までやった人、最も深く突きつめた人だというのはほんとうだと思う。何から何までとことん考え抜いたからだ。」
と書いています。
「変わるもの」と「変わらないもの」。「価値を失うもの」と「価値の変わらないもの」もしくは「新たな価値を生み出すもの」。
「コミュニケーション」もモノづくり同様「消費」の観念が変わってきたなと感じます。
鷲田さんのコメントには、はっとさせられるものがありました。
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