お知らせ
日本IR協議会・会報誌「IR-COM」10月号に寄稿させていただきました。
羅針盤「ソーシャルメディアと企業活動(3)」というコラムに、「計画立案と運用管理の実際」と題し、1ページ書かせていただきました。
このコラムは奇縁で、シリーズの第1回が日本PR協会理事の鶴野充茂さん、第2回が日本広報学会でお世話になっているビーコミの加藤恭子さんとご一緒しています。
しかも、今回の10月号は特集の「IRトップ対談」がお仕事でお世話になった味の素の伊藤社長。見本誌を受け取ってびっくりしました。
企業広報でソーシャルメディアを活用する場合、一番最初に考えなくてはいけないことは「どうやって継続するか」です。
商品プロモーションや政党が選挙のために使うような場合(皮肉)は、一過性で一段落した時点で中止、あるいは撤去してもよいのかもしれませんが、企業ブランドにつながるコミュニケーションの場合は、中断して放置しておくだけでも信頼低下につながることにもなります。
また、先行する事業部や営業・販売、もしくは個人利用する社員を牽制・制御するような形でガイドラインを作ることも却って社員を思考停止にすることになりかねません。広報だけでなく社内で関与する部門と協力して、社員が理解し、率先的に会社ンブランドを守り、高めるようなサポートを行うことが重要です。
場合によってはソーシャルメディア以外のコミュニケーション方法がふさわしい場合もあります。
やみくもに時流に乗ることなく、冷静に自社の企業コミュニケーションのメディアミックスを考えていただくことが肝要です。
そんなヒントにしていただければ幸いです。