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2015/8/10 ブログ デザイン Kaz Amemiya

新聞
本日の日経に出張する人が都市部で「ホテルがない」と困っているという記事が出ていました。東京に輪をかけて大阪は結構大変なようです。
先日もセミナーで呼ばれたときにいつも定宿にしている大阪駅の真上にある大きなホテルもレギュラールームがいっぱいで予算的に厳しいから他のホテルでいいか、と言われました。
さて、このニュースは最初にネットニュースで知ったのですが、オチは「中国経済の先行きやオリンピック需要のピークだけでホテル業がキャパを広げるのはリスキー。なので当分需要不足」というものです。
しかしそのあとに本紙(紙の日本経済新聞)をみて驚きました。
この記事に続いて「個人宅に有料で民泊拡大」とあるのです。
もちろん「Air b and b」のことです。すでに世界190か国の34000都市で仲介、日本でもすでに1万件以上が登録しているそうだが、日本では規制や法整備が遅れている、という予定通りに記事内容ですが、これこそ本当のオチなのでは?」と思うような連携でした。
ネットのニュースにも関連付けは出来ているのですが、圧倒的に目につきにくい。
やはり瞬間的な視野の広さは本紙にはかない。紙はまだまだ捨てたもんじゃないと思った瞬間でした。

増える訪日客、出張族「ホテル取れない」と悲鳴
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS05H2Y_W5A800C1NN1000/

個人宅の有料「民泊」拡大 政府、規制見直しへ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS05H2Z_W5A800C1NN1000/

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