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3月8日、国際女性デーとは?
2019/4/9 お知らせ, ブログ ダイバーシティ, 企業レピュテーション
日本にすっかり根付いているハロウィンやクリスマス。日本独自の節分や七夕などの祝い事には商機的にも盛り上がりますが、毎年3月8日に世界中で祝われている「国際女性デー」をご存知でしょうか?
基は1904年の3月8日にニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こした日がきっかけで、1910年にコペンハーゲンで行われた国際社会主義者会議で記念日にするように提唱され、1975年に国連が「国際女性デー」として定めました。
ロシア、ネパール、カンボジア、キューバ、アンドラ、アフガニスタンなどでは公式の祝日に制定されており、中国では女性のみの休日となっているようです。
欧州ではこの日を祝うことは、慣習的になっており、男性が感謝を込めて、母親や妻、会社の同僚などに、愛や幸福の象徴であるミモザの花を贈る習慣があるために、街中にはミモザの花が溢れかえるようです。
世界の証券取引所で「女性の活躍を願い打鐘セレモニー」が行われているため、日本では東京証券取引所でも、同セレモニーが開かれ、上場会社、投資家の女性活躍推進に関する取り組みを議論するシンポジウムが今年、5年目を迎えて開催されています。
企業では、日本マイクロソフトが3月8日に女性社員への感謝の気持ちとしてミモザのブーケを配布され、社内だけでなく、品川駅港南口でも社外の方に向けてミモザのブーケを配布されたようです。
しかしながら、「国際女性デー」のことをご存知の方はどれほどいるでしょうか?女性活躍推進が声高に叫ばれるようになっていても、まだまだ形骸化しているように思われます。世界経済フォーラムが発表している男女格差指数を見ても日本は149カ国の中で110位(※1)。
各企業がこぞって取り組みを発表している持続可能な開発目標(SDGs)を達成するには、斬新な方向転換や総合的なアプローチ、そして新しい解決策が必要であり、そのためにジェンダー平等、及び女性のエンパワーメントを追及することは不可欠です。その為にも、これからのコミュニケーションとして、この観点も含めることが大切かもしれません。
出典:
※1 「The Global Gender Gap Report 2018」World Economic Forum, 2018年12月17日
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