お知らせ

2024年6月1日に新たに生成AIリサーチャーとして加わりました、小野寺 優朗(おのでら まさあき)をご紹介いたします。
AIに関わることになった背景や今後チャレンジしていきたいことなど、ぜひご覧ください。

生成AIを活用した成功体験

私は大学4年生の夏休みまでほぼ研究室に行かなかったことから、「このままだと卒業できない」と教授から言われ、危機感から本格的に研究室に通い始めるようになりました。
専門は「津波のシミュレーション」。
卒業論文ではシミュレーション計算にPythonやFortranといったプログラミング言語の知識が必要でしたが、恥ずかしながら私は9月まで何もしていなかったので、プログラムをまともに書けない状況でした。
そんな自分を助けてくれたのが生成AIだったんです。自分の助手としてChatGPTにPythonのプログラムを書いてもらい、試行錯誤と改善を重ね、正常に動作するようになりました。最終的には研究用のGPTs(専用チャットボット)を作成し、作業時間を大幅に短縮し、どうにか2月の卒業論文の提出に間に合うことができました。その頃はまだ「使えない」と言われることも多かった生成AIですが、「使い方次第で研究レベルでも活用できるんだ」と適切に使いこなすことの重要性と価値を実感しました。

「武蔵野市に貢献したい」という想いが入社のきっかけ

クロスメディア・コミュニケーションズとの出会いは、私がかけた一本の電話です。当時、自分が得た生成AI活用のスキルがビジネスにつながるのではないかという考えと、自分が生まれ育った武蔵野市の企業と何かやりたいという想いから、吉祥寺にある企業を探して電話をかけていいました。その中で、クロスメディア・コミュニケーションズが話を聞いてくれるというので面談をしてみると、皆さんが生成AIに興味を示してくれたのです。
そこから具体的な話をしていく中で、チームに参画することに決断しました。
今後もクロスメディア・コミュニケーションの一員として、AIの可能性をさまざまな企業に実感いただきたいと思っています。仕事を通じて、より多くの現場に触れ、潜在的なニーズにいち早く気づき、お客様の事業活動に貢献していきたいと考えています。

仕事も研究も趣味も、すべて全力で

クロスメディア・コミュニケーションズでの業務以外にも、AIの可能性を探求すべくさまざまな活動を行っています。AIを研究する仲間とともにシステム開発に挑戦したり、NPO法人の立ち上げも進めています。ゆくゆくは自分の法人も持ちたいとも思っていますし、やりたいことを一つずつ実現させるためにも、いろいろな経験から学びを得たいと思っています。
AIは私にとってコワーカーのような存在です。効率的に物事を進めて得られた時間で趣味も充実させると思っています。実際に、車やバイクで出かけることが好きなので、その時間もちゃんと確保しています。目指すは20代でスーパーカーを購入!
そのためにも全力かつ誠実に、仕事・研究・趣味に向き合っていきたいと思っています。
(現在休学中の大学院にも戻る予定で、ビジネスと並行して研究も行うつもりです)

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