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【開催報告】生成AIの基礎と活用セミナー(主催:鹿屋商工会議所)

2025/1/22 セミナー, ブログ インターナル・コミュニケーション, セミナー, 企業価値向上, 変化対応, 生成AI, 組織コミュニケーション, 鹿屋商工会議所 staff

2025年1月某日、鹿児島県の鹿屋商工会議所主催の生成AIに関するセミナーにて、弊社代表のブレッドスミスと生成AIリサーチャーの小野寺が登壇いたしました。

生成AIの基礎と実演、そして使うリスクと使わないリスク

今回のセミナーでは、生成AIの魅力や可能性に加え、情報管理、著作権、コンプライアンスといったリスクについてもお話しいたしました。

生成AIが注目される理由の一つは、専門的な知識やスキルを持たないユーザーでも簡単に使える点にあります。1990年代のインターネット商用化やソーシャルメディアの台頭、ノーコードツールの普及と同じように、生成AIも新たなコミュニケーション手段として企業活動に大きな変化をもたらす可能性があります。
さらに、小中学校でも生成AIの活用が進んでいる昨今、ビジネスシーンでの利活用はますます拡大することが予想されます。一方で、企業や経営者が考えるべき課題も少なくありません。例えば、生成AIを活用する際に必要なルールづくりや、成果物に関する責任の所在と著作権侵害のリスクを社内周知する、そして人材育成への留意点などが挙げられます。

セミナーでは具体的な実演もご覧いただきました。一見すると何でもできる“魔法のツール”のようですが、その特性上の難点ももちろんあり、組織的な活用を検討する上では、そのリスクと機会の両面を知ることがカギとなります。リスクと機会を見極めるためにも、生成AIの仕組みと実装イメージを持っていただきつつ、組織の変化対応力向上をポイントにお話しさせていただきました。

質疑応答の時間では、人材育成に関してや「生成AI時代における人にしかできない仕事とは何か」などについて、多くのご意見や質問が飛び交い、参加者の皆さまの関心の高さを強く感じました。

今回のセミナーを開催するにあたり、多大なるご協力をいただきました鹿屋商工会議所の皆さま、ご多用のところご参加いただきました皆さまには心より御礼申し上げます。

おまけ

懇親会では、乾杯のご挨拶を任された工業部の河野副部会長がご自身の想いをプロンプト(生成AIへの指示文)に込め、ChatGPTで生成された挨拶文をあえて読み上げるという演出をしてくださいました。会場からは「おもしろいね」「結構いい内容じゃない」などの声が上がり、和やかな雰囲気で会が開かれました。

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