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ビジター目線
2012/2/28 ブログ
そんなにしょっちゅうできませんが、やはり旅行(特に海外)は大好きです。
今は年に一度のIABCのワールドカンファレンス参加ぐらいですが、違う国や文化に触れるのは刺激的です。
最近、その逆の気づきを友人にもらいました。20年前に外資系の企業で一緒に働いていた時のアメリカの友人から「今、新宿ヒルトンにいるけど会えないか?」と突然メッセージが来たのです。場所や時間を飛び越えるフェイスブックの威力です。
現在は某グローバルブランドのデザインディレクターの彼は、実は何度も日本には来ていたようで、一人で東急ハンズを探索し、焼き鳥屋でもなれた調子で注文し、おいしそうにお酒を飲んでいました。
そんな、日本に慣れ親しんでいるであろう彼にふと「日本で不便に感じることは何か?」と聞いてみました。すると思いもかけない面白い答えが返ってきたのです。
「駅もお店も日本はなんでも自動販売機が普及していて言葉が判らなくてもほとんど問題がない。ただ、不慣れな自分が切符やメニューを選ぶのを少し迷っていると、ほとんどの自動販売機は20秒ぐらいで入れたお金やカードが吐き出されて最初からやり直しになってしまうんだ。日本人は優しいけど自動販売機はあまり忍耐強くないね(笑)」
これは盲点でした!今後はグローバル化、高齢化に対応するためにも、ヒトだけでなく機械のコミュニケーションスキルも見直すべきかもしれませんね。
ビジター目線で見ると、まだまだ自分の生活圏でもいろいろな気づきがあるものだと思いました。
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