お知らせ
皆さま、2020年あけましておめでとうございます。
弊社は1月が決算期に当たり、今月おかげさまで無事に第20期決算を迎えることができそうです。
一つの節目としてお世話になりました皆さまには心から感謝申し上げます。
これからもコミュニケーション・マネジメントの世界を掘り下げ、『経営に資するコミュニケーション』をテーマに、ブレることなく社会のお役に立つよう一層邁進する所存であります。
さて、約30年前のお話です。
私は半導体メーカーの広報担当者でした。
30年経った今考えてみても、当時の広報担当役員はコミュニケーションのあり方を十分理解されていました。
そして私はその下で学び、この経験がきっかけで独立したといっても過言ではありません。
その役員は浮き沈みの激しい不安定な半導体業界において、
「業績が悪い時にこそ社員に向き合うべきだ」
と、社内広報や社内へのメッセージを増やしていました。
当時の広報部では、基本的にメディアリレーション(外部の新聞や雑誌、ジャーナリストとの関係強化)を中心に活動していましたが、上記の通り、景気が下降気味のフェーズでは人事総務部門と協力してインターナル(社内)・コミュニケーションを強化していました。
併行して、私は業種を隔てず、知己を頼ってあらゆる企業の広報担当者にコンタクトし、企業コミュニケーションの難しさについて悩みをシェアしていたのです。
そうしましたら、その多くの方々も
「どうしたら上層部がコミュニケーションの重要性に気付いてくれるか」
という同様の悩みを持っていることがわかりました。
「ひょっとするとこれを解決すれば飯が食えるのか?」
そう漠然と考えたことが独立のきっかけです。
起業から前半の10年は、企業がWEBサイトをはじめとするオウンドメディアを立ち上げる需要が高かったこともあり、アドバイザリーをしながらもWEBサイト制作を中心に事業を行っていました。
後半は世の中にデジタルインフラが整ってきたこともあり、運用面の立ち上げやそのコンサルテーションに特化し、「どうすれば伝えたいことが伝えたい相手にに伝わるのか」をクライアントの皆さまと共に考えてきた10年でした。
当初の「コミュニケーションの重要性を上層部に知ってほしい」という 一企業広報担当者の想いと、『経営に資するコミュニケーション』という、現在の弊社が掲げるビッグテーマは間違いなく同じ糸でつながっています。
新たな一年も、初心に立ち返り、クロスメディア・コミュニケーションズというコンサルテーションファームを通じて、社会の皆さまのお役に立てるよう社員一同精進してまいります。
引き続きのお引き立てを何卒よろしくお願い申し上げます。
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