お知らせ
去る2023年10月14日(土)、15日(日)に多摩美術大学 八王子キャンパスにて、日本広報学会 第29回研究発表大会が開催されました。
今回の統一論題は『広報と広告の新たな関係 -クリエイティブな視点から-』。
事業会社の広報という立場から日本マクドナルド㈱ コミュニケーション&CR本部 広報部 部長 眞野昌子さんが、広告会社の立場からは博報堂ケトル 取締役 嶋浩一郎さんが登壇されました。
その後、有識者を交えて行われたパネルディスカッションでは、
などの意見が出されました。
翌15日は、午前・午後と計29のセッションで自由論題口頭発表が行われました。
ジャニーズ事務所の性加害問題やビッグモーターによる保険金の不正請求問題、日本大学アメリカンフットボール部の大麻事件など、企業や大学の不祥事が目立つ昨今を背景に、リスクマネジメントと広報、クライシス・コミュニケーションなどに関する発表が複数ありました。
参加したセッションのすべてのレビューは長くなりますので割愛しますが、いずれも示唆に富み、気づきの多い内容だったと思います。
日本広報学会の公式ウェブサイトも併せてご参照ください。
https://www.jsccs.jp/activity/convention/
この2日間で得た知見や研究者・実務家等との意見交換を通じて、改めて広報の存在意義や広報人材に求められるスキルやマインドを再認識することとなりました。
広報は、企業が行うあらゆる活動を通じて、ステークホルダーとより良い社会を共につくることを支援し、そのために開かれた組織であるべく広聴を継続していくことが重要と考えます。また、広報人材は平時・危機時の対応力、フォーマル・インフォーマルのコミュニケーション手法、デジタル・アナログの手法や機会の活用など、あらゆる側面においてバランス力が欠かせないことも実感しました。そして組織のみならず、社会に対しても誠意をもって対応する信念と行動力を持ち続けること。
弊社も今回の学びを事業に活かし、お客さまにより一層ご満足いただけるよう邁進してまいります。
来年の研究発表大会は、南山大学での開催が予定されているとのことです。
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